スイング改造はグリップから





本格的なスイング改造に挑むのも、時にはいいのかもしれません。
しかし、勇気を持って大胆にイメージチェンジしても結果はイマイチ。そんな方も多いと思います。友人が「スイング変えた」と言っても、「どこが?」と思うこともしばしばあるでしょう。自分の体に一度染み付いたスイングはちょっとやそっとでは変わってくれないものです。
スポーツでも何でも、イメージと実態では常にかけ離れているものです。そうでなければ、誰でもトッププロのスイングを真似できてしまいますからね。筋力と柔軟性、それに全身にくまなく神経が行き届いている間はまだいいのですが。だから、基本が大事なのです。「鉄は熱いうちに打て」といいますが、いったん冷めてしまったスイングを変形しようと思っても根底からの矯正は難しいのです。
肩を90度捻ったつもりでも、実際は相変わらず手打ちであったりしてしまうのです。30歳を超えたら、スイング改造は端っこからやりましょう。特に万年スライスにお悩みの方は右手の人さし指と親指の力を抜いてグリップしてください。そして、そのままスイングしてみてください。これだけで下半身が正しく動き、ボールはまっすぐ飛んでくれるはずです。というよりも、右手の指先に力が入りすぎているから下半身が使えないのです。
右手の先が勝ったダウンスイングでは、ヘッドは上から、そして外から振り下ろされて、左腰が引けてしまうのです。このままではスライス。それを嫌がって右脇を絞り込むとチーピンです。右手の力を抜き、逆に左手の小指側に力を込めます。このバランスなら、ダウンスイングで右腕は右脇に引きつけるように真っすぐ振り下ろされ、必然的に下半身のターンで左へ振られることになるのです。
このときのヘッド軌道は、ストレートかインサイドアウトで、間違ってもカットにインパクトすることだけはなくなります。

右手親指と人さし指の力を抜く


アドレスで力が抜けてもトップでの切り返し以降がギュッと力んだ状態では意味がないです。フィニッシュの時に右手でグリップを握り締めている方はいっそのこと右手の親指と人さし指を外してショットしてみてください。これでも打てますので試してみてください。