バランスのいいスイングを作る練習





腕と肩が作る五角形の形を崩さない



ナイスショットの条件の1つにバランスの良さがあります。ヘッドが加速しながらインパクトを向かえ、ピタリとフィニッシュに納まる。このとき、バランスの良いゴルファーは微動だにしません。バランスの良いスイングをするためには、

①軸がぶれない
②足裏で重心をコントロールできている
③余計な力が入っていない
④クラブの遠心力に耐える筋力があるなどの条件が必要となります。
⑤は筋トレで鍛える必要がありますが、他のものに関しては練習法があります。




裸足でスイングする



ゴルフシューズを履いていると気づきにくいが裸足になると足裏で重心をコントロールする重要性が良く分かるのです。ポイントは両足の内側の範囲で体重移動すること。それ以上の体重移動をしようとするとフィニッシュでぐらついてしまう。
方法としては足元にタオルを敷いてソックスになってスイングするか、幅10センチ長さはスタンス幅より長く、厚みは2センチくらいの棒状の板の上でスイングする。などの方法もありますが、いずれも足元を不安定にすることによって重心コントロールの仕方が分かってきます。体重が極端につま先寄りになっていたりカカト寄りになっていたりしてもうまくいかないのです。
さらに振りすぎると体がぐらつくため、オーバースイングを矯正する効果もあります。




片足でスイングする



左右の片足だけでスイングする練習で、ドライバーをティアップして行う。右足一本でのスイングはテイクバックで右足にしっかり体重がのらないと軸がブレてぐらついてしまう。

逆に左足一本でのスイングはフィニッシュで左足に体重が乗らないと同じようにぐらついてしまう。いずれも力んではフィニッシュがとれなく、スイングでは左右二つの軸がしっかりしてないとダメなことが実感できる。
また、右足一本で打てば弾道が高くなり、左足一本なら高くなるので、ラウンドで片足にしないまでも、そのイメージでスイングすれば活用できるでしょう。




目を閉じてスイングする



最初は目を閉じて、素振りでゴムティーを打ちます。慣れてきたら実際にボールを打ってみましょう。目を閉じると感性がはたらきます。足裏で重心がどう移動していくかもよく分かるようになります。
普段からボールを良く見ろとかいわれていて、手でボールに当てに行っている人はかすりもしないかもしれません。また、大振りをすると自分の頭が動きすぎるのもよくわかります。ですが、ボールを打つのは10球位にしておきましょう。それ以上やると慣れてしまって効果が薄くなってしまいます。




イスに座ったままスイングしてみよう



横峯さくらさんが子供のころからやってきた練習として有名です。使用するイスは肘掛けがなく、座面がヒザより高いものが良いでしょう。(低いと自分のひざが邪魔になるため)
イスに浅く腰掛け、上体は前傾しません。その状態で、まずウェッジで素振りしてみましょう。下半身が動かないので手や腕の動きに集中でき、正しいコックやトップでの形、そして、インパクトからフォローまでの腕のローテーションなどが理解できます。下半身を使おうにも使えないので腰から頭までが一本の軸として安定するのです。逆に言えば、普通のスイングが上手くいかないのは下半身に余計な動きがあるということです。
普通のスイングでは両ひざが必要以上に動いたり、トップで左足のかかと、インパクトで右足のかかとが必要以上に浮いてしまったりする人が多いが、イスに座ってスイングすれば、そうした欠点が表に出てきません。最初はウェッジの素振りから始めて、慣れてきたら少しティアップしてボールを打ってみる。そして、最終的にドライバーでも打てるようになれば本物です。
普通のスイングでもイスに座ったときのスイングを思い出せば、下半身の無駄な動きが減るはずです。また、イスがないときは、イスに座っているつもりでスイングしてもいいでしょう。腰をぐっと落として下半身をできるだけ動かさないようにスイングします。これはスクワットと同じような筋トレにもなりますし、股関節の可動域も広がる一石二鳥な練習になるでしょう。




立てヒザでスイング



イスに座ってスイングする練習の別パターンです。イスに座ってするスイングよりグリップの位置が低くなることに意味があります。ヒザ立ての姿勢でスイングするとダウンスイングでクラブが寝てしまう癖のある人、常にボールを上げようとする人は、ほぼボールのはるか手前をダフるはずです。クラブが寝て入ってくると、ダウンスイングの途中でグリップエンドがボールのはるか上を指しているはずです。これではヘッドが下がり、自分がイメージしているよりもヘッドは下を通過します。つまり、ひどいダフリ方をするわけです。しっかりボールを飛ばすためにはクラブを寝かさずボールを上から叩き潰すようなイメージでスイングしてみましょう。