スイングをつくるさまざま練習法





目標を見続けながら正確にセットアップする



スクエアに構えることがミスをなくす基本ともいえますから、練習時もセットアップ方法にはこだわってみましょう。ボール後方から目標方向を確認したら、飛球線後方の延長線上にヘッドを置き、目線も目標に向けます。そのままボールの前まで移動しますが、このときもヘッドはずっと飛球線延長線上、目線は目標に向けたままにしておきます。
そうするとスクエアな感覚が保たれているので、正確にセットアップできるのです。また、特に打ち上げの場合は目線が上に向いて右肩が下がりやすいので、構えたときにボールの50センチほど先スパットを見つけて、そこを見ながら構えるようにしてみましょう。



同じ振り幅から距離を打ち分けリズムとテンポを身につける



ドライバーを真っすぐ飛ばすことを目指している人に大切なことは、スクエアにきれいに立ち、左右対称のスイングをすることです。そこでさらに大事にしてほしいのが、リズムとテンポです。習得するために、ハーフスイングのトップから、30、50、70、そして100パーセントの力加減で打つように練習してみましょう。
体重移動を行って、体の回転でスイングする。さらにフィニッシュをしっかりととるようにします。すると体の軸ができて、ゆったりスイングができるようになってきます。打ち急いで手打ちをしやすい人には、ドライバーショットのためにも大事なポイントといえるでしょう。



10~15ヤードの距離へキャリーでボールを運ぶ



練習場では100球しか打たず、もっぱら75ヤード先のグリーンに向けて52度のウェッジで打ってみてください。この距離が得意になれば安心してプレーできるようになると思います。
自宅の庭などの小さな芝で構いませんので、10、12.5、15ヤードの3ヶ所に杭を立てて、キャリーボールを運べるようにしてみる。使うのは58度のウェッジで、距離感はテークバックでヘッドを引く距離で調節してみてください。ボールはやや右足寄りに置いて、スタンスを狭くして、正確にヘッドを落とせるようにしてみましょう。この52度と58度のウェッジの練習が生命線を養ってくれるでしょう。



スケートのスピンの要領でクルッと回る



絶対に避けたいのがドライバーのOB。真っすぐ飛ばせればいいのですが、当然どちらかに曲がってしまうので、意識して左右に曲げる練習をしてみてください。どうすればどちに曲がるかを、身をもって検証するわけです。曲げる練習をするには、基本となるスイングを固めないといけません。
体の回転で打つタイプの人は、7番アイアンでその基本を確認してみるのもいいでしょう。ハーフスイングで、しっかりとインパクト。これなら体の回転や腕使いを意識しながらできますし、続けて何度もできます。大事にしてほしいのは、フォローで右腕をしっかりと伸ばして方向性を出すことと、グリップを体の近くに通して、フィギュアスケートのスピンのようにクルッと回るようにすること。
この回転が身につけられれば基本は大丈夫だと思います。あとは、左に曲げるならインパクトを強くするイメージ、右に曲げるならヘッドを遅らせるイメージで打ちましょう。こうして球筋がつくれればOBは減らせるでしょう。



気持ちよく打てる振りで自分の得意距離を知る



自分の得意な距離があると、ティショットをミスしてもその距離を残すことでパーが拾えます。私が最初に持てた得意距離はピッチングウェッジの100ヤード。その前後の98、102ヤードの打ち分けも身につけたおかげでプレーのお守りになりました。気持ちよくスイングできて、しかも何度も繰り返し同じように振れる振り幅で打っていたのが幸いしたのでしょう。
番手は何でもいいのですが、誰でもできる方法だと思います。得意距離が見つかったら、振る強さやボール位置を変えるなどして、距離の変化を確認しましょう。すると得意距離の前後の距離も打ち分けられます。サンドウェッジ、アプローチウェッジでも同様に行えば、それだけで9つの得意距離が持てるようになりますよ。