道具の見直しも大切です! アイアンチューンアップのススメ★





 アイアンはウェッジを除いて各番手のロフト間隔は2度から4度あり、製品としての許容される範囲の誤差があっても前後の番手でロフト角が近づくだけで、5番より6番のほうがロフト角が少ない、というように逆転をすることはありません。しかし、ライ角は各番手の角度の差が0・5度から1・0度と非常に小さいため、製品のバラつきによって、前後の番手で角度が同じだったり、最悪逆転しているクラブもあるようです。

 アイアンはドライバーに比べてロフト角が大きいため、フェース面の向きがライ角に大きく影響されるクラブなので、ライ角が狂っているとボールの打ち出される方向が狂う原因になります。もし、ある番手だけ引っかかるとか、右にプッシュしやすいといったことがあるなら、その番手のライ角度が狂っているのかも知れません。そうした場合は、ヘッドのネック部分を曲げてライ角の調整をすればよいのですが、アベレージゴルファー向けに使われているヘッドの素材は非常に硬く、ネックを曲げてライ角を調整できないものが多くあります。アイアンを選ぶとき、形状にこだわっても素材を気にしない人もいると思いますが、できればロフト角やライ角の調整が可能な軟鉄製かソフトステンレス製を選ぶことをオススメします。ネックが曲げられる素材なら製品誤差を修正したり、自分に合わせたチューンアップがしやすいといったメリットがあります。また、ネックを曲げられる素材であれば、鍛造か鋳造かといった製造方法は問いません。

 チューンアップの結果として得られるのはクラブによるショットの向上です。
言い方を変えると、ライ角やロフト角が狂っていれば、良いスイングをしても距離や方向性は安定しないということになるのです。

 練習量が多い人は気付かないうちにライ角が変わってボールのつかまり具合が狂うということも起こります。狂ったクラブを使い続けるとショットの精度が落ちるだけでなくスイングの狂いにつながることもあるので、気になった方は一度ショップなどでチェックしてみてはどうでしょうか。